オリジナルTシャツを販売する際に注意すること

マーケティング

pecheでは、オリジナルブランドの立ち上げや、バンド・アーティストのグッズ制作のご依頼をいただくことが多くあるのですが、
販売の際にトラブルにならないように、制作にあたっての注意点を毎回お伝えさせていただいています。
今回はその注意点についてまとめてみましたので、販売用Tシャツを検討されている方はチェックしてみてくださいね。

オリジナルデザインであるかどうか

商標登録

販売となると、特に注意しなくてはいけないのが、オリジナルデザインであるかどうかということです。
インターネットや本に掲載されているデザイン、アーティストやアイドルグループのロゴマークは、基本的に著作権者が存在すると
考えてもいいと思います。
また、そのデザインに写真が使われている場合、写り込んでいる建物や人物にも権利が発生しますので注意が必要です。

自分以外の人に著作権が存在する場合、それを勝手に使用し販売すると法律に抵触し、損害賠償等の責任を負う可能性があります。
(「ロイヤリティフリー」「著作権を放棄します」など記載がある場合は例外です。)

オリジナルTシャツのプリント数量

マーケティング

オリジナルTシャツをプリントするに当たり、どのサイズを何枚くらいプリントしたらいいのか。
WEBショップなどで常時販売されているショップさんならまだしも、一回きりのイベントで販売する場合、たくさんつくって在庫に
なってしまうともったいないですよね。
そこで、購入してもらえる対象者の年齢層、性別、体格など可能な限り詳細なリサーチデータがあると作成内訳の参考にできます。
性別や体格の比率がわかれば、それに合わせレディースとメンズのサイズや品ぞろえを変えればいいというわけです。

当社の年間出荷量で見ると、Tシャツの内訳は、Sサイズ18% Mサイズ28% Lサイズ31% XLサイズ18%となっています。
(残り5%はそれ以外のサイズ)

オリジナルTシャツをつくるとき、ターゲットのデータが全くない場合は、上記の割合で作成されるのも方法かと思います。

オリジナルタグ(ラベル)やネームの付け替えもできます

織ネーム

オリジナルデザインでプリントしたTシャツを販売するとき、「printstar」や「UnitedAthle」などの既成メーカーのネーム(タグ)が
付いているよりも、オリジナルのネーム(タグ)が付いていた方が購入意欲をそそります。
pecheではオリジナルタグ(ラベル)やネームの付け替えも対応しています。
詳しくは下記のページをご参照ください

Tシャツなど持ち込み生地でプリントしたアイテムを販売する場合

トートバッグなどは製品の形に対して権利者が存在している場合があります。
特に、ブランドメーカーで購入したアイテムを持ち込みでプリントして販売する場合は要注意です。
こうした権利の関係上、量販店で購入したTシャツやトートバッグなどを業者へ持ち込んで
プリントだけしてもらい、自社サイトなどで販売する行為はオススメしていません。

pecheでは、BODYの形に権利者のいないメーカーのアイテムを取り扱っていますので、
pecheで用意したアイテムならばどのアイテムでも販売していただくことが可能です。

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物販とオリジナルTシャツ

まとめ

いかがでしょうか。

オリジナルTシャツの販売は、在庫のリスクを考えると、なかなか踏み出しづらいですよね。
pecheのお客様でも、市場調査をしっかりとされた上で販売戦略を立て大きな売り上げをあげられておられる方がいらっしゃいます。

その一方で、「まず自分たちが楽しんでつくるんだ。その結果、人に楽しんでもらえればいいんだ!」という考えで多くのファンを増やしている方もいらっしゃいます。 何を基準に正解とみなすのかは非常に難しいですが、上記のバランスを心がけることが大切だと感じています。

どういうデザインが好まれて、どういうデザインが売れ残るのかの傾向は、販売対象者のジャンルにより大きく異なります。 まずは、自分たちだったらどういうオリジナルアイテムがほしいのかから考えてみてはどうでしょうか。

「実際に今、こういうことがしたいと思っているんだけど・・・」や「予算はこれくらいしかないんだけど・・・」など、何でもお気軽にご相談ください。

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