オリジナルTシャツを20%安い価格でプリントするコツ
ここでは、「高品質なのに安い」オリジナルTシャツをつくるコツについて書いていこうと思います。
オリジナルTシャツの料金は、「BODYとなるTシャツ代」「デザイン代」「プリント代」に大別されます。
つまり、安いオリジナルTシャツをつくるコツは、この各工程に、潜んでいるということです。
下は、このページの目次となっています。
興味のない項目は読み飛ばして、興味のあるとこだけじっくり読んでいただければ幸いです。
目次
1.BODYとなるTシャツ代を安い価格で抑えるコツ
2.安い価格でオリジナルTシャツをデザインするコツ
3.プリント代を安い価格で抑えるコツ
ちなみに、この記事を最後まで読んでいただくと、知識のない人よりも20%は安い価格でオリジナルTシャツをプリントできるようになるはずです。
では、各工程ごとに具体的に見ていきましょう。
Tシャツ代を安い価格で抑えるコツ
Tシャツの色は、青色、赤色、黒色など様々な色を組み合わせて発注しても料金は変わらないことが多いです。 (業者により異なりますので、要確認)もちろん、pecheも料金は変わりません。
では、 低コストで発注するにはどうしたらいいでしょうか。
Tシャツの生地自体の価格に注目
1つは、生地を薄い素材のものにするということ。
生地の厚みは、オンス(oz)と呼ばれる単位で表記されます。
一般的に、3.5オンスで薄手のもの、4.9オンスで一般的な厚みのものと言われています。
また、5.0オンス~7.9オンスで厚手の生地となります。
あまりに薄すぎるのは、耐久性が悪いため問題ですが、ruccaやUnited Athle、Printstarなどの大手メーカーのものであれば、まず問題ありません。
学割サービスなど減額サービスをチェック
そして2つ目は、学割サービスなどの減額サービスを併用することです。 これは、業者により扱っていない場合もありますので、問い合わせをしてみる必要があります。 pecheでは、学生さんであることや一定の要件を満たす場合、BODYの料金を10%サービスさせていただいております。
pecheの学割サービスはこちらを参照ください。
⇒pecheの学割サービス
pecheは育児中のご家族を応援しています。
育児中の親御さんを対象とした減額サービスはこちらをご参照ください。
⇒ぎふっこカード
◆動画でも解説していますので是非チェックしてみてくださいね
2.安い価格でデザイン代を抑えるコツ
最近では、オリジナルTシャツを注文するならば、デザイン代をサービスで対応する業者が増えてきています。サービスでやってくれる業者は、往々にして社内にデザイナーがいる場合が多いです。
そういう業者さんにお願いできれば、修正の小回りも効きますし、予算も安く抑えられますよね。
ただし、凝ったイラストや複雑な構成のデザインのものは、別途料金がかかる場合がありますので、やりたいことを業者さんに伝え、どこまでが有料となり、どこからがサービスの範囲内でできるのか相談が必要です。
デザイン代を安く抑えるには、「社内にデザイナーがいる業社を選ぶ」こと、そして、事前に「無料と有料の境界線を把握する」ということが大切です。
デザインで、注意することについては下記を参照ください。
3.プリント代を安い価格で抑えるコツ
シルクスクリーンプリントの場合、製版という作業が必要になります。
製版についてはこちらを参照
⇒シルクスクリーンプリントの製版
この製版代、プリントする絵柄のサイズにより料金が異なるため、小さくワンポイントを1か所プリントにすることで、料金がかなり安く抑えられます。
製版代を安い価格で抑えるには?
では、製版代を安い価格で抑えるにはどうしたらいいでしょうか?
正面や背面、肩や腰部分など、様々な場所にプリントが可能ですが、一般的にプリントする場所によって製版代は変わりません。
むしろ大切なのは、プリントするサイズと色数です。
製版代は一般的に、どの業者も、下記のように、大体の大きさの範囲指定で料金設定がされています。
20cm×20cmまでは、4,000円、
30cm×30cmまでは5,000円、
それ以上は7,000円~
(上記はpecheの例です。値段は業者さんによって異なりますので、詳しくは問い合わせてみましょう。)
サイズを1cm小さくするだけでも、さらに安い料金になる可能性がある
例えば、11cm×11cmだと、料金形態としては、20cm×20cmの金額になります。たった1cm小さくするだけで、25%製版代が安く抑えられるというわけです。
では、10cm×25cmの横長の社名をプリントする場合は、製版代はいくらになるのでしょうか。
この場合は、20cm×20cmでは入りきらないため、30cm×30cmまでの5,000円という料金設定になります。
縦か横の長い方の料金枠に合わさる計算になります。
プリントする数量を多くするほど安い単価でプリントができる
さて、プリントするTシャツの数量によっても安くなる場合があります。
1枚でもプリントは可能ですが、数量が多くなるほど単価は安くなります。
1枚よりも5枚の方が、5枚よりも10枚の方が、10枚よりも50枚の方が、プリント代の単価はぐっとお値打ちになるのです。
袋詰めをプリント業者に任せない
pecheもそうですが、商品の袋詰めまで依頼をすると、1枚当たり数十円の追加料金が必要となる場合が多いです。
「どうやっていいかわからないし、手間だし、、、」という方も多いですが、実は慣れればそんなに難しくはありません。
コストを安く抑えるために、袋詰めは自分たちで行うことをおススメします。
◆キレイに畳んで袋詰めする方法
数回に分けての発注はコストアップの元
例えば、人数が増える可能性がある場合、発注を待って様子をみることをお勧めします。
下記のようにコストアップの原因になるからです。
例えば、会社のTシャツをつくろうと思い立ったとします。
みんなで話し合ってプリント面積は20cm×20cm、1色プリントとなりました。
30人の会社なので、30枚ギリギリで発注をかけた場合の料金は下記の内容になりました。
製版代(20cm×20cm) 4,000円
プリント代 11,000円
BODY代 490円×30人=14,700円
合計 29,700円(1枚当たり約990円)
さて、その数か月後、新入社員のAさん、Bくん、Cさんが入社してきました
この時、3人の分も追加発注をかけた場合、初回作成時よりも単価が上がってしまいます。
プリント代 3,000円
BODY代 490円×3人=1,470円
合計 4,470円(1枚当たり約1,490円)
初回作成時の単価が990円、追加時の単価が1,490円、1.5倍になってしまっていますね。
総額は上がってしまいますが、初回作成時に数枚予備をみておけばお得だったということになります。
近々メンバーが増える予定がある場合などは、ぎりぎりまで待って確実な枚数を発注するようにすることでトータルコストを削減することができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
技術的な部分から法律的な部分までポイントがありましたが、一番大切なのは、業者ごとに微妙に異なるプリントする仕組みを理解いただき、枚数から色数までの相談をみなさんでしていただくことだと思います。
そしてそのとき、一番大切となるのは、「企画を考え、業者へ発注し、お手元に届く」までのプロセスをお友達や仲間と楽しんで取り組んでいただくことなのではないでしょうか。
その途中にある難しいことや煩雑な部分は、当社のような業者がお引き受けさせていただきます。
そのようなスタンスで、オリジナルTシャツ作成に取り組んでいただければ、きっと、思い出に残る体験につながるのではないかと思います。
ご不明な点があればいつでもお問い合わせください。
当社スタッフは、皆様の想いづくりに関わりたくてウズウズしていますので。