オーガニックフェアトレードTシャツで守れるもの

生産者の経済的な自立を促す

小規模生産者は、社会的に弱い立場にあり、不安定な収入や貧困の中に置かれています。 綿花の栽培者、紡績・生地の縫製・染色に従事する生産者に、継続的に仕事の機会を提供すると共に、不当に安く労働搾取をするのではなく男女の平等な労働にたいし平等な対価を支払うことで、経済的な自立に繋がっていきます。

生産者の安全で健康的な労働条件を守る

世界労働機関や地域の法律に規定された基準の下、生産者が安全で健康的な環境で労働に従事できるよう最大限の配慮がなされています。
また、生産者の技術や管理販売能力の向上を促し、自立的な事業運営ができるよう支援が行われています。

児童労働や強制労働から守る

経済的な自立を促すことで、学校に行かず就労することで家計を支えている子どもたちを救うことができます。 フェアトレード商品の生産過程では、強制労働を許さず、国連の「子どもの権利条約」や地域の法律を遵守するよう徹底されています。

人種、性別、信条、社会的階級、国籍の差別から守る

オーガニックフェアトレードTシャツの生産過程では、人種、性別、信条、社会的階級、国籍をはじめとするあらゆる差別が禁止されています。

生産地の自然環境を守る

Tシャツなど衣類の原材料であるコットン（綿花）を効率よく栽培するためには、大量の除草剤や殺虫剤、化学肥料を使用し、収穫の際には落葉剤を散布して機械で素早く刈り取るという方法が 一般的だとされています。 しかし、こうした栽培方法は、土壌や河川の汚染や農場で働く人びとの健康を脅かし、深刻な社会問題を引き起こしています。 オーガニックフェアトレードTシャツは、オーガニック農法で栽培された素材を使い、エネルギーの消費と二酸化炭素の少ない環境にやさしい生産態勢の下、製造しています。

フェアトレードの波及効果

フェアトレードの広がりにより、発展途上の国や地域に、経済的に自立した生産者や工場が増えれば、その前後のサプライチェーンの自立を促すことができます。 事実、その地域のフェアトレードに参加していない生産者や工場で、今までより高い賃金を労働者に払ったり、生産者から高い価格で資材を仕入れたりする流れが現実に起き始めています。 また、自然環境は繋がっていますので、有害な農薬などの化学薬品を使わないことで、地域全体の自然環境の改善にもつながっていきます。

オーガニックフェアトレードTシャツでpecheのしたいこと

フェアトレード商品は、人や環境に非常に重要な変化をもたらしてはくれますが、どうしても普通よりも割高になってしまいます。 しかし、多くの人がフェアトレードを知りフェアトレード商品を購入することで、価格が下がるという好循環を生み出すことができます。 フェアトレードが浸透することで、「今とそんなに変わらない値段でフェアトレード商品が買える」「地球の裏側の誰かがもっと幸せになれて、自然環境も良くなっていく」、そんな未来がきっとやってくると信じています。

しかし、そうなるためには、生産者にしわ寄せがいかないようにフェアトレードの商品コストを下げていく企業努力と、市場の拡大を同時並行で進めていく必要があります。 それこそが、私たち民間企業の役割ではないかと思っています。 pecheが少しでも、その好循環を促すためのお役に立てれば、これほどうれしいことはありません。

オーガニックフェアトレードTシャツをチェック！

t32 　オーガニックコットン フェアトレードTシャツ

フェアトレードの流通の仕組みでつくられたオーガニックコットン100％のTシャツです。 このTシャツでオリジナルTシャツをつくると、１枚につき100円、インドで児童労働問題に取り組む活動に寄付されます。