ネームタグの取付位置
Tシャツのブランドイメージを決めるのは、Tシャツのフォルムやプリントデザインの内容だと思われがちですが、織ネームタグ、プリントネームタグもブランドイメージを演出する非常に大きな要素となります。一般的には、「どのようなネームタグにするのか」と「どの位置にネームタグを取り付けるのか」の2点がポイントとなります。このページでは、ネームタグの取付位置について開設していきます。
ネームタグの取付位置は、一般的に、①首後ろ、②左胸ポケット、③裾、④袖の4箇所となります。
ネームタグの取付位置と仕様
①首の後ろ
一番オーソドックスなタイプの取付位置です。 一般に流通しているTシャツの多くも、この「①首後ろ」にネームタグがついていることが多いですので、皆さんも想像しやすいのではないでしょうか。
ネームタグには色々な仕上げ加工がありますが、どの仕上げ加工を選んでいただいても、この「首後ろ」に取り付けることができます。 首後ろにネームタグを取り付ける場合、Tシャツ着用時はネームタグが隠れることになりますので、さりげないブランディングにオススメな取り付け方になります。
また、首後ろには、ネームタグを使わず、直にプリントを施すことも可能です。 Tシャツと一体化しますので、ネームタグのように立体的なインパクトは出せませんが、Tシャツとの一体感を演出することができます。
②左胸ポケット
ネームタグを、「②左胸ポケット」に取り付けるには、カット仕上げの「ヒートカット」、ネームタグの両端を折って仕上げる「ブックエンドホールド」のどちらかの仕上げ加工を選択する必要があります。 それ以外の加工方法ですと取付時に支障が出ますので注意が必要です。 左胸ポケットにネームタグを取り付ける場合、ブランドタグ自体がTシャツのデザインの一部となります。
③裾(すそ)
ネームタグを、「③裾」に取り付けるには、「②左胸ポケット」の時と同様、カット仕上げの「ヒートカット」、ネームタグの両端を折って仕上げる「ブックエンドホールド」のどちらかの仕上げ加工を選択する必要があります。 それ以外の加工方法ですと取付時に支障が出ますので注意が必要です。 裾にネームタグを取り付ける場合、ブランドタグ自体がTシャツのデザインの一部となります。
④肩
ネームタグを、「④袖」に取り付けるには、「②左胸ポケット」の時と同様、カット仕上げの「ヒートカット」、ネームタグの両端を折って仕上げる「ブックエンドホールド」のどちらかの仕上げ加工を選択する必要があります。 それ以外の加工方法ですと取付時に支障が出ますので注意が必要です。 袖にネームタグを取り付ける場合、ブランドタグ自体がTシャツのデザインの一部となります。
まとめ
ネームタグのプリント位置は、ブランドイメージを左右する重要なポイントです。 ネームタグを作成してからでは、取付できない場合もありますので、最初のデザイン段階で取付位置も想定して計画を練っていきましょう。 ご不明な点があればお気軽にお問い合わせください。